剣と刑事とＭＳイグルー

仮面ライダーブレイドとデカレンジャーの劇場版観に行ってきました。
朝一番の上映を観に行ったのでお客さんは割と少なめ。なかなか良いポジションで観ることが出来ました。
デカは良く言えばスキの無い、悪く言えばソツの無い作り。バン以外の変身前の役者さんの出番がやや少なめでしたが、アクションシーンはテンコ盛りで、TVではほとんど出番のないマシンハスキー（ブルーのバイク）が大活躍だったり、TVではあまり見られないカットが多用されてたり、いかにも劇場版！という感じです。
あえて不満を言うなら敵役のガスドリンカーズがイマイチ「最強の敵」という感が無かったこと。ヘルズ三兄弟の方が遥かに強そうです。まぁ尺の都合仕方の無いことですが。
しかしボスは相変わらず美味しいとこ持って行き過ぎ（笑）。ディーソードベガは射撃も出来たのね。


ブレイドも悪くは無かったんだけど、詰め込みすぎというか尺が足りずに描写不足・説明不足気味な印象を受けました。まぁホン書いてる井上敏樹さんが、細かい所より勢い重視の人だからね。去年のファイズのように投げっぱなしのラストではなく、きちんと完結してるのは良かったかな。一度観た後でパンフやネタバレサイト見て「あぁそうか」と分かった上でもう一度観たら違う味わいになるかも。私は観に行きませんが。
多分大量にカットされた部分があるだろうから、その辺はディレクターズカット版で補完してくれるのでしょう。


で、その後バンダイミュージアムに行ってＭＳイグルーも観てきました。ＣＧについては昨今の作品をみてるので、それほど「凄い」という印象は受けませんでしたね。まぁ手間はかかってるんでしょうが。話もまぁ悪い言い方をすればいわゆる「時代に取り残された兵器と兵士の意地」みたいな比較的ステロタイプなお話。
でも第2話のモビルタンク、ヒルドルブは必見。ザクタンクの原型というか、ガンヘッド（古！）というか、とにかく縦横無尽に活躍してくれます。これだけでも観に行く価値あるかも（言い過ぎ？）。
少し気になったのは音響設備のせいか台詞が聞き取りづらい部分が多々あったこと。音が響きすぎるんですわ。あとパンフレットが各話に1冊、各500円ってのはちょっとボりすぎ。
ガンダムミュージアムも見てきましたが、一年前とほとんど変わってませんでした。あれでリピーター来るのかなぁ。ちょっと心配。